• 本

時の睡蓮を摘みに

出版社名 早川書房
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-15-210296-6
4-15-210296-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 381P 19cm

商品内容

文学賞情報

2023年 第13回 アガサ・クリスティー賞受賞

要旨

1936年、父子家庭で育った滝口鞠は、名門女子専門学校を不合格になったのを機に、父が綿花貿易を営む仏領インドシナのハノイへと渡る。猛勉強の末、外務書記生・植田勇吉の助力もあってハノイ大学への入学を果たした鞠は、“新天地への冒険”という夢を胸に地理学を学ぶことに。一方、父から見合いを勧められた南亜洋行の商社マン・紺野永介は、どこか不穏な雰囲気を纏い、仏印社会で暗躍していた。そんな矢先、植田が国境地域で敵兵に拉致されたとの報が届く。日本軍の仏印進駐が迫るなか、植民地主義の非情な現実が、鞠を翻弄していく―。第13回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

1936年、旧弊な日本を逃れ、父が綿花交易を営む仏領インドシナで地理学を学ぶ滝口鞠は、外務書記生の植田や、暗躍する商社マンの紺野、憲兵の前島らとの関わりにより、非情なる植民地の現実に触れていく。世界大戦の時代を生きる、ひとりの日本女性の運命は?

著者紹介

葉山 博子 (ハヤマ ヒロコ)  
1988年石川県金沢市生まれ。2023年、本書『時の睡蓮を摘みに』で第13回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)