AI覇権4つの戦場
| 出版社名 | 早川書房 |
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| 出版年月 | 2024年5月 |
| ISBNコード |
978-4-15-210334-5
(4-15-210334-5) |
| 税込価格 | 4,950円 |
| 頁数・縦 | 598P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
AIが人間を負かすようになった分野はチェスや碁だけではない。深層学習でトレーニングを積んだAI無人戦闘機は、人体には到底耐えられないようなGをものともしないのはもちろん、人間のパイロットでは思いもつかないような戦い方を次々と編み出し、戦争のあり方を根本から変えようとしている。AIによる国際安全保障への影響は兵器だけにとどまらない。AIが作り出す偽情報やプロパガンダは今や国際紛争における武器の一部となった。独裁主義国家はAIを使って築き上げた強力な監視社会によって国民を管理・動員し、民主主義国家の牙城を切り崩す勢いだ。本書では、当代随一の軍事アナスリトが軍関係者、AI研究者、IT企業などのキーパーソンを幅広く取材。「データ」「計算」「人材」「機構」の4つの戦場における世界の趨勢を分析し、AIをめぐる今後の覇権の行方を冷静に見通す。 |
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| 目次 |
第1部 力 |



出版社・メーカーコメント
AI時代の世界覇権の行方を左右するもの、それはデータ、計算、人材、機構の4つの戦場だ−−。前著『無人の兵団』でロボット兵器の実態をスクープした著者が、「知能」を持つ自律兵器やサイバー戦など、戦略資源としてのAIをめぐる暗闘の実情を炙り出す。