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一億年のテレスコープ

出版社名 早川書房
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-15-210358-1
4-15-210358-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 423P 19cm

商品内容

要旨

子どもの頃から星空に魅了されてきた鮎沢望は、高校の天文部で天体観測に夢中になり、大学では電波天文学を専攻した。やがて望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための、独自の超長基線電波干渉計ネットワークのアイデアを夢想するようになる。天文部時代からの友人の千塚新、大学の研究者仲間の八代縁という夢を共有する仲間を得た望は、三人で計画の実現を検討し始めた。それは、望、新、縁ら人類が、銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がっていく、小さな第一歩であった―ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する、傑作宇宙探査SF!

出版社・メーカーコメント

【望/のぞむ】は高校天文部の友人の【新/あらた】、大学の研究者仲間の【縁/ゆかり】と、太陽系規模の電波望遠鏡による掃天観測計画を夢想する。それは、後に人類が銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がる第一歩だった。ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する傑作宇宙探査SF!

著者紹介

春暮 康一 (ハルクレ コウイチ)  
1985年生まれ。山梨県甲府市出身。山梨大学大学院物質・生命工学専攻修士課程修了。現在メーカー勤務のエンジニア。2019年、「オーラリメイカー」で第七回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、同名単行本(早川書房)でデビュー。2022年、『法治の獣』(ハヤカワ文庫JA)を刊行。同作はベストSF2022国内篇第一位となる。また、表題作「法治の獣」は、第五四回星雲賞日本短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)