コミケへの聖歌
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-15-210393-2
(4-15-210393-0) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 302P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2024年
第12回
ハヤカワSFコンテスト受賞 |
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要旨 |
二十一世紀半ばに文明は滅んだ。東京は赤い霧に包まれ、そこから戻ってきた者はいない。山奥の僻村イリス沢に生き残った少数の人々は、原始的な農耕と苛酷な封建制の下で命を繋いでいる。そんな時代でも、少女たちは廃屋を改造した“部室”に集まり、タンポポの“お茶”を優雅に楽しみながら、友情に、部活に、マンガにと、青春を謳歌する。彼女たち“イリス漫画同好会”の次なる目標は“コミケ”、それは旧時代に東京の海辺に存在したマンガの楽園だ。文明の放課後を描く、ポストアポカリプス部活SF。第12回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。 |
出版社・メーカーコメント
二十一世紀半ばに文明は滅んだ。山奥の僻村イリス沢に生き残った少数の人々は原始的な農耕と苛酷な封建制の下で命を繋いでいる。そんな時代でも、少女たちは《イリス漫画同好会》を結成して青春を謳歌していた。文明の放課後を描くポストアポカリプス部活SF。