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映画遠い山なみの光シナリオブック

出版社名 早川書房
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-15-210464-9
4-15-210464-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 154P 20cm

商品内容

要旨

一九八〇年代イギリス。日本人の母とイギリス人の父をもつニキは、異父姉が亡くなって以来、足が遠のいていた実家を訪れた。母の悦子はこれまで自らの過去を話さなかったが、ある日、戦後の長崎で出会った母娘の思い出についてニキに語り出す。だが、ニキはやがてその物語に違和感を抱きはじめ―。カズオ・イシグロ(ノーベル賞作家。『わたしを離さないで』)×石川慶(日本アカデミー賞最多8部門受賞『ある男』)による、記憶をめぐるヒューマンミステリー。

出版社・メーカーコメント

ロンドンで暮らすニキは、異父姉の死以来、足が遠のいていた実家を訪れる。これまで、自らの過去を話さなかった母の悦子だが、ニキの滞在中のある日、戦後の長崎で出会った母娘の夢について語り出した−−。カズオ・イシグロの同名小説を原作とする映画脚本。

著者紹介

石川 慶 (イシカワ ケイ)  
1977年愛知県生まれ。ポーランド国立映画大学で演出を学ぶ。長篇映画監督デビュー作となる『愚行録』(2017年)では、第73回ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出。『蜜蜂と遠雷』(2019年)では、毎日映画コンクール日本映画大賞などを受賞。2022年に公開した『ある男』は、第46回日本アカデミー賞にて最優秀作品賞を含む最多8部門を受賞した
イシグロ,カズオ (イシグロ,カズオ)  
1954年長崎県生まれ。5歳のときに渡英。1982年、『遠い山なみの光』で長篇小説デビューし、王立文学協会賞を受賞した。『日の名残り』(1989年)では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いている。2017年にノーベル文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)