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Executing Init and Fini

出版社名 早川書房
出版年月 2026年3月
ISBNコード 978-4-15-210503-5
4-15-210503-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

『Executing Init and Fini』は、人間によって構想され、テキストのほとんどすべてがLLM(大規模言語モデル)と呼ばれるAIによって執筆されている。全体の整合のため、一部のエピソードの執筆および細部の調整は人力で行ったが、8割ほどは主に2種類のプロンプトによる指示のみで出力した。「テキストが自己増殖する世界」という物語の主題と、「AIがテキストを自動生成する」という制作方法が、ここで一致した。人類が、たった一人で、自身の肉体のみで物語を書く、最後の時代の、最後の実験文学である。

出版社・メーカーコメント

観測系と呼称される人工知性が、読者Aを想定して出力する言語空間。作家・樋口恭介が執筆した断章と、樋口恭介のプロンプトによる生成AI執筆の断章とが交錯する。企画・編集のアンソロジー『異常論文』から5年、本邦初、生成AIと人間による本格的な共作長篇

著者紹介

樋口 恭介 (ヒグチ キョウスケ)  
1989年岐阜県羽島市生まれ。SF作家、ITコンサルタント、東京大学大学院客員准教授。早稲田大学文学部を卒業後、外資系コンサルティングファームに勤務。2017年に『構造素子』(ハヤカワ文庫JA)で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、作家デビュー。『未来は予測するものではなく創造するものである』で第4回八重洲本大賞を受賞。編集を担当したアンソロジー『異常論文』(ハヤカワ文庫JA)で「ベストSF2021」国内篇第1位。スタートアップ企業Anon Inc.にてCSFO(Chief Sci−Fi Officer)を務め、日本国内におけるSFプロトタイピングの普及を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)