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ロングテール 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

アップデート版

ハヤカワ新書juice 004

出版社名 早川書房
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-15-320004-3
4-15-320004-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 446P 18cm
シリーズ名 ロングテール

商品内容

要旨

ニッチ商品の集積が、メガヒットの収益を凌駕する時代がやってくる!多数の非ヒット商品の管理・宣伝コストがITの進歩で限りなくゼロに近づくとき、ヒット主導型ビジネスに比肩する利益がもたらされる―ロングテール理論の提唱者クリス・アンダーソンが、アイデア発見の経緯とその意味を探究してビジネスと文化の未来を示した話題の書に、全面的に改訂を施し、新しいマーケティング手法に関する1章と、旧版刊行後の反響を受けた補遺を追加したアップデート版。

目次

ロングテール―大衆市場から無数のニッチ市場へ
ヒットの興亡―融通がきかない文化に縛られて
ロングテール小史―通販カタログからショッピングカートまで
ロングテールの三つの追い風―つくる。世に送り出す。見つける手助けをする。
新たなる生産者たち―生産手段を手にしたアマチュア・パワーをあなどるな
新しい市場―ヘッドからテールまで呑みこむ集積者
新たな流行発信者―蟻がメガホンを手に入れた
ロングテール経済―潤沢と希少
短いヘッドの世界―商品スペースですべてが決まる
何でも手に入る時代―選択肢がわんさとあるのはいいことだ
ニッチ文化とは―ロング手テールに生きるということ
無数のスクリーン―ポテト・テレビ時代の映像はどうなる
エンタテインメント以外のロングテール市場―ニッチ革命はどこまで広がるのか
マーケティングのロングテール―「売りこみ」はもう通用しない
テールの未来

おすすめコメント

<ハヤカワ新書juice>多数の非ヒット商品の管理・宣伝コストがITで限りなくゼロに近づくとき、ヒット指向ビジネスに比肩する利益がもたらされる。提唱者自らロングテール理論の全てを語ったベストセラーの増補改訂。

著者紹介

アンダーソン,クリス (アンダーソン,クリス)   Anderson,Chris
「ロングテール」という言葉を初めて世に知らしめたワイアード誌の編集長。ジョージ・ワシントン大学で物理学の学位を取得し、量子力学と科学ジャーナリズムをカリフォルニア大学バークレー校で学ぶ。ロス・アラモス研究所の調査員、アメリカ運輸省のチーフ・サイエンティストの調査アシスタントを経て、ネイチャー誌、サイエンス誌に勤務。その後、英エコノミスト誌に移り、ロンドン、香港、ニューヨークと飛び回り、テクノロジーからビジネスまでの幅広い領域を取材する
篠森 ゆりこ (シノモリ ユリコ)  
翻訳家。金沢生まれ。出版社勤務を経て渡米、ミルズカレッジ英米文学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)