稀世の「時計師」ものがたり
出版社名 | 文藝春秋企画出版部 |
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出版年月 | 2020年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-008978-5
(4-16-008978-X) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 291P 21cm |
商品内容
要旨 |
2020年、91歳を迎えた未和海の人生は、時計、とりわけ機械式時計(メカニカルウォッチ)と共にあった。末の姿勢は、すでに10代で確立されていた。それは、「理論と技能技術の両面から機械式時計のすべてに精通する」ことだった。日本で初実施の「アメリカ時計学会・公認上級時計師(CMW)認定試験」に、1954(昭和29)年、弱冠25歳で合格した末は、自身の姿勢を機械式時計に関する高度なアフターメンテナンス、時計メーカーでの斬新な製品開発という「現場」で貫くだけにとどまらず、人材育成の面でも若き後進に多大の影響を与え続けている。機械式時計の製作、アフターメンテナンスを志す人、そして機械式時計を「思い出の一品」とする全ユーザー必読の書。 |
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目次 |
はじめに―なぜ今「時計師」が必要なのか |