• 本

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年10月
ISBNコード 978-4-16-321340-8
4-16-321340-6
税込価格 1,519円
頁数・縦 190P 20cm

商品内容

要旨

『裸』伯母は「あんたも若いころから身体を磨いとったほうがよかよ」と助言してくださりもする―。九州芸術祭文学賞受賞作。『スッポン』イナカノババサンは、女であったが、おじさんかおばさんかわからない顔をしていた。ふるさとを出て十三年、これからも帰る予定はない―。『ゆううつな苺』「ちょっと顔見せりぃってば」母はドアをどんとたたいた。―このひとに新しい男でもできたらいいのに、と心底、思った。芥川賞候補作となった傑作三篇を収録。

出版社
商品紹介

あたし19歳ホステス。「身体磨いとったほうがよかよ」は伯母の忠告。逞しく可笑しい女系家族を描く表題作など新鋭女流の傑作集。

おすすめコメント

五木寛之氏、推薦!あたし十九歳、ホステス。どうしようもない現実は、可笑しい・・・。逞しく可笑しく、少し哀しい。芥川賞候補作となった傑作三篇を収録。

著者紹介

大道 珠貴 (ダイドウ タマキ)  
1966年、福岡市に生まれる。2000年、「裸」で第30回九州芸術祭文学賞を受賞。同作が芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)