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五感のピクニック

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年3月
ISBNコード 978-4-16-325710-5
4-16-325710-1
税込価格 1,257円
頁数・縦 62P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • いつかどこかで出会ったような…

    タイトル通り、じんわりと五感に響いてくる癒しの絵本です。雨のふりはじめの匂い、パリパリと落ち葉を踏みしめる音、シャリっとりんごをかむ触感、桜の花びらを舞い散らせる風の跡、ゆっくりのぼるコーヒーの香ばしい湯気、窓ガラスを通り抜けおりてくるひかりのふとん…。これらの感覚の風景は、目の前を一瞬で通り過ぎてしまうものかもしれない。しかし心のずっと深いところに大切にしまってあるような、不思議な感覚ばかりです。そんな懐かしい記憶に出会えるピクニックに、本書で出かけてみませんか?

    (2007年4月12日)

商品内容

要旨

列車の窓からとらえる一瞬。夜の闇の中で聞えてくる街の音。雨の日、傘の下のちいさな居場所。不意をつく、遠い日の心の痛み。―誰もが持っている五感の記憶。透明感あふれる癒やしの絵本。

目次

一瞬
記憶のアロマ
足のうらから

よくかんで
夜のスイッチ
ヘブンズライト
時間のしずく
ちいさな居場所
くすがったがり
あと
いたみの知らせ
きみの行く先
けしきの中に
今日

出版社
商品紹介

記憶の中の香り。列車の窓からとらえる一瞬。夜の闇から聞こえる街の音。風の行く先。日常や記憶の一瞬を切り取った不思議な絵本。

おすすめコメント

透明感あふれる癒やしの絵本――記憶の中の香り。列車の窓からとらえる一瞬。夜の闇から聞こえる街の音。風の行く先。日常や記憶の一瞬を切り取った不思議な絵本です。

著者紹介

杉田 比呂美 (スギタ ヒロミ)  
1959年東京生まれ。絵本、本の挿絵など手掛けるイラストレーター。不思議な透明感のある画風に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)