
独り群せず
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2007年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-326080-8
(4-16-326080-3) |
税込価格 | 1,938円 |
頁数・縦 | 421P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2007年
第1回
舟橋聖一文学賞受賞 |
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要旨 |
幕末・大坂―眠れる獅子、覚醒す。船場に、男が惚れ、女が惚れぬく漢がいた。新撰組が跋扈するなか、筆頭与力は命を賭して大坂の物流を守らんとする。ただ志にのみ殉じる壮絶な男たちの時代に、閑を宿しつづけた場所があった。その名は「三願別荘」。料亭「三願」から隠居し、別亭にて腕をふるう光武利之。乱世の相は商都にも迫り、とうに武士を捨てた利之をも時代の奔流のなかへと飲み込もうとするが…。 |
出版社 商品紹介 |
剣を揮う手を包丁にもちかえ、既に「三願」からも隠居を決めた利之だが、乱世の相は商都にも顕われ始めた。『杖下に死す』傑作続編。 |
おすすめコメント
大塩の乱から二十余年。幕末の大坂に暗雲せまる。剣を揮う手を包丁にもちかえ、既に「三願」からも隠居を決め込んだ利之だが、乱世の相は商都にも顕れ始めた。『杖下に死す』傑作続篇。