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われに千里の思いあり 下

名君・前田綱紀

われに千里の思いあり 下

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-16-327760-8
4-16-327760-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 421P 20cm
シリーズ名 われに千里の思いあり

商品内容

要旨

加賀百万石の繁栄と平和を築いた前田利常、光高、綱紀の知られざる運命。全三部の華麗なる歴史絵巻、ついに大団円へ。

出版社
商品紹介

加賀百万石・前田家を築いた3人の藩主と、彼らを支えた女たちを描く長編歴史小説の完結編。前田綱紀が示した名君の条件とは。

おすすめコメント

加賀百万石の繁栄を築いた前田利常、光高、綱紀の知られざる生涯を描く全3巻の歴史絵巻。下巻では前田綱紀が主人公となり、サーガはついに大団円を迎えます。今日では徳川光圀(みつくに)らと並ぶ、江戸時代前期の名君として讃えられる前田綱紀。保科正之の助言を受けながら彼がおこなった藩政改革は、いかなる点で画期的だったのか?そこには現代のリーダーにとっても有用な示唆が多く含まれています。圧倒的な博学に裏打ちされたディテールは、歴史小説の醍醐味(だいごみ)といえるでしょう。(NK)

著者紹介

中村 彰彦 (ナカムラ アキヒコ)  
1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆活動に入る。87年に『明治新選組』で第十回エンタテインメント小説大賞、93年に『五左衛門坂の敵討』で第一回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第百十一回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第二十四回新田次郎文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)