源平六花撰
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2009年1月 |
ISBNコード |
978-4-16-327780-6
(4-16-327780-3) |
税込価格 | 1,885円 |
頁数・縦 | 266P 20cm |
商品内容
要旨 |
矢を射た男と、扇をかざした女。男は女を欲し、女は海に囚われた。落日の平家をめぐる女人たちを華麗な筆致で綴る第87回オール讀物新人賞受賞作収録の処女短編集。 |
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出版社 商品紹介 |
屋島の戦で檜扇を射抜かれた平家の上朧が妹ともども与一兄弟の夜伽に呼ばれたが……。オール讀物新人賞受賞の新鋭の処女短編集。 |
おすすめコメント
第87回オール讀物新人賞を受賞した気鋭である著者のもうひとつの顔は、中世国文学の研究者です。新人賞受賞作を含む本短篇集は、源平の女人をヒロインに、落日の平家を描いた華麗な物語を6篇収録しているのですが、該博な知識をベースにした換骨奪胎の手わざ巧みなストーリーに加え、選考委員である小池真理子氏に“とにかく文章が美しい”といわしめた筆力は新人ばなれしています。ぜひご一読を。(OY)