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小説の秘密をめぐる十二章

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年3月
ISBNコード 978-4-16-358250-4
4-16-358250-9
税込価格 1,885円
頁数・縦 243P 20cm

商品内容

要旨

「デビューについて」「よい文章の脈摶とは」「四十五十で才能の発露を示すことも」「名前、標題のつけ方」「筋と構造」「変装とフィクションの違い」…、さらには「作家の嫉妬について」「剽窃の危険」まで。

目次

デビューについて
創作事始め(文章の呼吸とは何か
作品はどう育てるか)
書きたいことを書く
才能をめぐって
創作の方法(名前のつけ方
標題のつけ方
導入と終り方)
小説の構造(筋について
一人称と三人称)
虚構および伏線
文章力を身につけるには

出版社
商品紹介

「デビューの仕方」から始まり「名前のつけ方」「始め方と終り方」「一人称と三人称の使い方」など、作家にしか語れない実践的小説論。

おすすめコメント

小説はいかに書くべきか、文学の心得とはなにか・・・。いま、もっとも豊潤かつ過激な作家・河野多惠子が明かす「創作の秘密」。

著者紹介

河野 多恵子 (コウノ タエコ)  
大正15(1926)年生まれ。大阪府女専(現大阪女子大)卒業。昭和38年、「蟹」で芥川賞を受賞。「不意の声」(読売文学賞小説賞)、「一年の牧歌」(谷崎潤一郎賞)、「みいら採り猟奇譚」(野間文芸賞)、「後日の話」(伊藤整文学賞・毎日芸術賞)、「秘事」、「半所有者」など多数の小説の他、「谷崎文学と肯定の欲望」(読売文学賞評論・伝記賞)などの評論作品もある。芸術院会員。現在、ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)