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質問する力

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-16-359480-4
4-16-359480-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

1993年、「今こそ家を買え!」と政府と不動産業界は国民に勧めました。住宅金融公庫は「ゆとり返済」という当初5年間の返済額を低くするローンを売り出し、不動産業者は、「月々たった×万円で、ハイグレードなマンションがあなたのものに」と35年ローンの最初の返済額を広告にのせて購買欲をあおりました。日本には、この時期に不動産を買い、半値以下に暴落した資産を抱えてローンに苦しむ人が現在700万人もいます。この700万人の人々の不幸は避けえなかったことなのでしょうか?違います。「質問する力」があれば、購入を5年待つことができたのです。この本で人生をより良く生きるための最大の武器「質問する力」を私が伝授します。

目次

第1章 地価の下落は予想できた
第2章 1985年から世界は変わった
第3章 シンガポールの奇跡
第4章 質問せよ、さらば開かれん
第5章 「質問する力」を育てる
第6章 説明する力
第7章 解答を考える

出版社
商品紹介

85年を境に世界は変わった。道なき道を見つけなければならない時代は、他人まかせでは必ず失敗する。成功の秘訣は、「質問する力」。

おすすめコメント

85年を境に世界は変わった。道なき道を見つけなければならない時代に、他人まかせでは必ず失敗する。成功の秘訣は「質問する力」。

著者紹介

大前 研一 (オオマエ ケンイチ)  
1943年北九州市生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で工学博士号を得る。1970年~72年日立製作所で高速増殖炉設計に従事。1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー・インクに入社。コンサルティング業において成功を収め、その理論は世界的に評価される。一方で、『新・国富論』(86年)『平成維新』(89年)などの著作で、85年以降の世界構造の変化にともなう日本の改革を鋭く提起した。その改革を具現化させようと、92年「平成維新の会」を設立、マッキンゼー・アジア太平洋地区会長を辞して95年4月に東京都知事に立候補。そうした政治活動の総括を『大前研一敗戦記』(95年)にまとめた後は、ビジネスと言論の分野で精力的に活動している。最近では、中国の各地域をダイナミックに調査し、新しい仮説を提唱した『チャイナ・インパクト』(2002年)が内外の高い評価をうけた。著書多数あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)