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最後の波の音

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-16-359510-8
4-16-359510-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 412P 20cm

商品内容

要旨

癌と闘いながら書き続けられた最後の作品集。

目次

私の「男子の本懐」(出社したら潰れていた
郵便局と私 ほか)
人はさびしき(外道
古新聞育ち ほか)
向田邦子の語彙(そのうちみんなアメリカ人
ファンレター ほか)
花柳界の行方(私は映画と和解してない
芸人というもの ほか)
寄せては返す波の音(問答は無用である
「写真信仰」揺らぐ ほか)

出版社
商品紹介

ユニークな視点とエスプリに満ちた文章で、世の中の偽善や正義派のウソを批判し続けてきた稀代の名コラムニストの最後の作品集。

おすすめコメント

ユニークな視点とエスプリに満ちた文章で、世の中の偽善や正統派のウソを批判し続けてきた稀代の名コラムニストの最後の作品集。

著者紹介

山本 夏彦 (ヤマモト ナツヒコ)  
大正4年、東京・下谷根岸に生れる。16歳で渡仏、パリのユニヴェルシテ・ウヴリエールに学ぶ。24歳のとき「年を歴た鰐の話」の翻訳を「中央公論」に発表。戦後、工作社を設立、雑誌「木工界」(現在の「室内」)を創刊する。同誌に「日常茶飯事」、「文芸春秋」に「愚図の大いそがし」、「諸君!」に「笑わぬでもなし」、「週刊新潮」に「夏彦の写真コラム」を連載、最期まで書き続けた。平成14年10月、胃癌のため死去。菊池寛賞、読売文学賞、市川市民文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)