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天皇家の執事 侍従長の十年半

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-16-371800-2
4-16-371800-1
税込価格 2,970円
頁数・縦 351P 22cm

商品内容

要旨

いちばんの側近が、宮中での日々を綴った貴重なる回想録。

目次

素顔の両陛下
皇居における行事と儀式
陛下のお祈り
陛下とハゼの研究
外国ご訪問と国際親善
人々に「心を寄せる」ということ
国の内めぐりきたりて
さきの大戦
沖縄県民の苦難を思い
天皇家の冠婚葬祭
皇后さまの伴奏

おすすめコメント

筆者は10年半にわたり、「宮内庁侍従長」という天皇の側近中の側近だった人物。本書は平成19年に退任した渡邉氏が、両陛下にお仕えした日々について綴った回想録です。国民の目に触れない宮中祭祀の場で、国家の安寧と五穀豊穣を願う天皇のお姿や、戦没者慰霊への思い、皇太子夫妻への期待など、間近に拝した者でなければ書けない貴重な記録といえます。

著者紹介

渡邉 允 (ワタナベ マコト)  
昭和11年東京都生まれ。東大法学部卒業後、34年に外務省入省。駐ヨルダン大使、中近東アフリカ局長、儀典長などを歴任。62年には、天皇皇后両陛下(当時は皇太子同妃両殿下)の訪米に随従。儀典長だった平成6年には両陛下の欧米訪問に随行した。7年に宮内庁に移り、式部官長を経て8年12月に侍従長。19年6月に退任し、現在、侍従職御用掛(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)