• 本

原爆が消した廣島

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-16-373200-8
4-16-373200-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 190P 21cm

商品内容

要旨

CGによる爆心地復元事業を始めて十三年。原爆ドームの隣に生まれ育ち、両親と弟を失った著者が描く、原爆で失われた古きよき廣島とその街に生きた人びと。

目次

第1章 廣島からヒロシマへ(その日、田邊家の人びとは
失われた「猿楽町」 ほか)
第2章 失われしものを記憶に刻むために(還暦の年のお彼岸に
映画との出会い、運命の夏休み ほか)
第3章 廣島を知る最後の子どもたち(学徒動員で爆死は免れたものの
疎開先で両親を待ち続けた少年 ほか)
第4章 原爆投下から六十五年目のニューヨークで(感動したこと、落胆させられたこと
コロンビア大学での質疑で)

出版社
商品紹介

原爆ドームの隣に生まれ、両親と弟を一瞬にして失った著者が、私財をなげうってCGに再現したのは美しい町並みと昭和の心だった。

著者紹介

田邊 雅章 (タナベ マサアキ)  
1937(昭和12)年、広島市生まれ。生家は産業奨励館(原爆ドーム)の東隣り。日本大学芸術学部映画学科卒業後、中国新聞社に入社。1975(昭和50)年、株式会社ナック映像センター設立。2007(平成19)年、爆心地復元事業の功績に対して広島市民賞、2008年に広島文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)