• 本

カウントダウン・メルトダウン 下

出版社名 文藝春秋
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-16-376160-2
4-16-376160-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 475P 20cm
シリーズ名 カウントダウン・メルトダウン

商品内容

文学賞情報

2013年 第44回 大宅壮一ノンフィクション賞受賞

目次

トモダチ作戦
海軍vs国務省
ヨコスカ・ショック
ホソノ・プロセス
最悪のシナリオ
キリン登場
SPEEDIは動いているか
飯舘村異変
計画的避難区域
落城一日
神の御加護

おすすめコメント

3月15日四号機の爆発した朝、米軍横須賀基地の放射線量が急上昇した。放射能汚染を恐れる空母ジョージ・ワシントンは出港準備に入る。米政府内では、東京・横須賀基地からの撤退を主張する海軍と、日米同盟の観点から踏みとどまることを主張する国務省が激しく対立。「日本は東日本を失うかもしれない」一号機から六号機すべてが暴走する連鎖的危機が現実にせまっていた。「もうだめか」。日本政府内でも、最悪シナリオの策定が始まる。私たちはこのような危機を通りすぎたのだ福島、東京、ワシントン、横須賀基地、人間の尊厳と叡知をかけた戦い、その全貌 。

出版社・メーカーコメント

「民間事故調」でも語られなかった福島第一原発事故、真実の物語 「もうだめか」米軍横須賀基地から空母が離脱。首都に被害が及ぶことを想定、首相談話が準備された。日米要人300名余に徹底取材。

著者紹介

船橋 洋一 (フナバシ ヨウイチ)  
日本を代表するジャーナリスト。歴史を動かした国際的な事件や合意の舞台裏とその歴史的意味を、各国の政権中枢にまで入り込んで描き出すという手法を得意とする。通貨交渉の舞台裏を追った『通貨烈烈』(1988年吉野作造賞)、90年代の日米同盟の質的転換を浮き彫りにした『同盟漂流』(1998年新潮学芸賞)、2000年代の朝鮮半島核危機をめぐる六カ国協議を多面的に描いた『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン』(2006年)などの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)