• 本

血盟団事件

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-16-376550-1
4-16-376550-6
税込価格 2,310円
頁数・縦 398P 20cm

商品内容

要旨

一九二八(昭和三)年、日本での革命を目指す宗教家・井上日召は、流浪の末に茨城県大洗にたどり着く。巧みな弁舌で農村の若者たちを魅了し、次第にカリスマ的指導者として君臨するようになる井上。共に理想のための「捨石」となる決意を固めた彼は、若者たちを「一人一殺」を掲げるテロリスト集団「血盟団」に変貌させていった―。

目次

第1章 若き井上日召(粗末なアパート
涼子 ほか)
第2章 煩悶青年と護国堂(大洗と那珂湊
若き古内栄司 ほか)
第3章 革命へ(中曽根康弘の証言
四元義隆と鹿児島 ほか)
第4章 一人一殺(代々木上原
権藤成卿と「社稷自治」 ほか)

出版社
商品紹介

昭和の歴史に残る連続テロ事件を起こした宗教家・井上日召。彼はいかにして悩める若者たちを束ね「血盟団」を生み出したのか。

著者紹介

中島 岳志 (ナカジマ タケシ)  
1975年生まれ。現在北海道大学准教授。インドを中心としたアジア政治と思想、近現代日本の思想について数々の著作を発表している。『中村屋のボース』(大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)