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チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-16-390165-7
4-16-390165-5
税込価格 2,035円
頁数・縦 414P 20cm

商品内容

文学賞情報

2015年 第10回 樫山純三賞受賞

要旨

日本の陸軍士官学校で学んだ最強の騎兵軍団、その悲劇の興亡。「日本刀」と「騎兵」が織りなすチベットとモンゴルの悲劇の歴史を、南モンゴル生まれの著者が、重厚で複眼的な歴史観に基づいて、現地取材も行ない見事に再現!

目次

第1部 民族の自決(青春の習志野
燃ゆる興安嶺
狼煙あがるホルチン草原
馬蹄轟く天安門)
第2部 中国の傭兵(「ヨーロッパの中世よりも暗黒」なチベット
武功輝くタングラ山
血潮滾るジュクンド
サムライたちの崑崙
意気揚々青海湖
女神の崑崙路
悲恋の玄界灘)

出版社
商品紹介

「日本刀」を手にしたモンゴル騎兵がチベットを弾圧し、後に粛清された現代史の知られざる悲劇に司馬遼太郎賞を受賞した著者が挑む。

著者紹介

楊 海英 (ヨウ カイエイ)  
1964年、南モンゴルのオルドス高原生まれ。モンゴル名オーノス・チョクトの日本語訳は大野旭。北京第二外国語学院大学アジア・アフリカ語学部日本語学科卒業。同大学助手を経て、1989年来日。総合研究大学院大学博士課程修了。現在、静岡大学人文社会科学部教授。専攻、文化人類学。博士(文学)。『墓標なき草原―内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録(上下)』(岩波書店)で、第十四回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)