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日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-16-390276-0
4-16-390276-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 271P 20cm

商品内容

要旨

安保法案をめぐり国論が二分される陰で、日本の雇用システムを壊しかねない重要な法案が成立した。改正労働者派遣法である。これにより派遣労働者が急増し、“派遣の固定化”が進むと危惧されているのだ。総理のブレーンとして、この“改悪”を推進したのは他でもない、“人材派遣業界の雄”パソナグループ代表の南部靖之と同社会長の竹中平蔵なのである。南部は一方で、覚醒剤事件で逮捕されたASKAと愛人栩内香澄美が出会った秘密パーティの主催者でもある。わが世の春を謳歌する現代の政商の暗部に迫る。

目次

第1章 三度目の改正派遣法案
第2章 中小企業の経営者だった父親の教え
第3章 知られざるアングラ人脈
第4章 ベンチャー三銃士と呼ばれて
第5章 芸能・スポーツ界の著名人
第6章 「仁風林」官界人脈のキーマン
第7章 自民と民主「二股外交」の狙い
第8章 公共ビジネスのうまみ
終章 政商かベンチャー企業家か

おすすめコメント

竹中平蔵と二人三脚で永田町を動かす現代の政商 なぜ安倍首相に近づいたのか? 有名人を迎賓館・仁風林に集める目的は? 人材派遣会社パソナグループ代表・南部靖之氏の謎に迫る。

著者紹介

森 功 (モリ イサオ)  
1961(昭和36)年、福岡生まれ。岡山大学文学部卒。出版社勤務をへて、2003(平成15)年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年に「ヤメ検―司法に巣食う生態系の研究」で、09年に「同和と銀行―三菱東京UFJの闇」(ともに「月刊現代」掲載)で、2年連続「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)