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死では終わらない物語について書こうと思う

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-16-390330-9
4-16-390330-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

終活だけでいいですか?宗教界の鬼才、渾身の書き下ろし!平安時代から今日までこの国の底流に脈打つ生と死の“物語”

目次

第1章 日本人はこうやって死んできた(「往生伝」の語り
『日本往生極楽記』を読む
『読本朝往生伝』を読む)
第2章 “物語る”仏教(仏教説話の“物語り”
法然・親鸞の浄土往生
一休・良寛の臨終
二百年前の日本人の死に方
宗教的ナラティブへ)
第3章 臨終にも行儀作法がある(臨終の作法
臨終行儀の系譜
密教系・日蓮宗系・禅系の臨終行儀
西に想う)
第4章 “物語り”を取りもどす(「どんな人も死ねばわかる」
現代の「往生伝」
薄められた死の物語
説教者の語り
“物語り”を取りもどす)
終章 帰るところのある人生を生きる

出版社
商品紹介

僧侶でもある著者が、庶民から高僧までさまざまな時代の人々の死にざまを読み解き、「死=終わり」ではない日本人の死生観に迫る。

おすすめコメント

日本人はこうやって死んできた! 僧侶でもある著者が、庶民から高僧までさまざまな時代の人々の死にざまを読み解き、「死=終わり」ではない日本人の死生観に迫る。「死に関する情報」はあふれているのに「死に関する物語」は貧弱な社会に生きる、現代人必読の書。【目次】 第一章 日本人はこうやって死んできた 第二章 〈物語る〉仏教 第三章 臨終にも行儀作法がある 第四章 〈物語り〉を取りもどす 終章 帰るところのある人生を生きる

著者紹介

釈 徹宗 (シャク テッシュウ)  
1961年生まれ。宗教学者・浄土真宗本願寺派如来寺住職、相愛大学人文学部教授、特定非営利活動法人リライフ代表。専攻は宗教思想・人間学。大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。その後、如来寺住職の傍ら、兵庫大学生涯福祉学部教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)