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心はすべて数学である

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-16-390379-8
4-16-390379-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 218P 20cm

商品内容

要旨

ゲーデルの不完全性定理、無限との格闘、超越的なカオスの存在…。心とは何かを解明するヒントは「不可能問題」へのアプローチにある。解を導くのが不可能な問題を前に、科学はどのように立ち向かったか。古今東西の数学者たちの試みに触れながら、脳科学だけでは解明できない心の謎に、数学的思考で挑む。

目次

第1章 数学は心である
第2章 心が脳を表現する
第3章 複雑系としての脳
第4章 カオスの超越性と心
第5章 心は数式で書けるのか
第6章 記憶と時間と推論

著者紹介

津田 一郎 (ツダ イチロウ)  
1953年、岡山県生まれ。数理科学者。専門は応用数学、計算論的神経科学、複雑系科学。大阪大学理学部物理学科卒業。京都大学大学院理学研究科物理学第一専攻博士課程修了。理学博士。現在、北海道大学大学院理学研究院数学部門教授。「科学する精神」と「近代を超えること」を実践するために、最適の場として脳の解明を選んだ数学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)