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学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-16-390632-4
4-16-390632-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」ひきこもりだったじんたんと、幼少期のトラウマで声が出なくなった成瀬順。二人を主人公にした二本のアニメは、日本中の心を揺さぶり、舞台となった秩父は全国からファンが訪れるアニメの聖地となった。実は、そのアニメの脚本を書いた岡田麿里自身が小学校で学校に行けなくなっていたのです。これは、母親と二人きりの長い長い時間をすごしそして「お話」に出い、やがて秩父から「外の世界」に出て行った岡田の初めての自伝。

目次

プロローグ 心が叫びたがっていたんだ。
学校のなかの居場所
誰に挨拶したらいいかわからない
一日、一日が消えていく
行事のための準備運動
お母さんだってひどいことをしてる
緑の檻、秩父
下谷先生とおじいちゃん
トンネルを抜けて東京へ
シナリオライターになりたい
Vシネからアニメへ
シナリオ「外の世界」
かくあれかしと思う母親を主人公にする
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
心が叫びたがってるんだ。
出してみることで形になる何か

出版社・メーカーコメント

「あの日みた花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」ひきこもりだったじんたんと、幼少期のトラウマで声が出なくなった成瀬順。二人を主人公にした二本のアニメは、日本中の心を揺さぶり、舞台となった秩父は全国からファンが訪れるアニメの聖地となった。実は、そのアニメの脚本を書いた岡田麿里自身が小学校で学校に行けなくなっていたのです。これは、母親と二人きりの長い長い時間をすごしそして「お話」に出会い、やがて秩父から「外の世界」に出て行った岡田の初めての自伝。

著者紹介

岡田 麿里 (オカダ マリ)  
1976年秩父生まれ。小学校の高学年から不登校となり、ひきこもる。高校に進学するも、ここでも学校に行けなくなる。作文を教師とやりとりしてなんとか卒業、東京のゲームの専門の学校に入った。専門学校時代に脚本を書くことを始め、97年にVシネマの脚本でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)