• 本

2050年のメディア

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-16-391117-5
4-16-391117-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 437P 20cm

商品内容

要旨

読売、日経、ヤフー、インターネット後の地殻変動を描く。紙かデジタルか?技術革新かスクープか?慶應SFC、伝説の講座から生まれた一冊。

目次

読売はこのままでは持たんぞ
最初の異変
中心のないネットワーク
青年は荒野をめざす
読売を落とせ
ライントピックス訴訟一審
戦う法務部
日経は出さない
真珠のネックレスのような
朝日、日経、読売が連合する〔ほか〕

おすすめコメント

「読売、日経、ヤフー、波乱のメディア三国志!   紙かデジタルか? 技術革新かスクープか?   分水嶺は2005年に訪れていた。 1995年には存在すらしていなかったヤフー・ジャパン。 そのヤフーは、読売からのニュース提供をうけて、月間224 億PVという巨大プラッットフォームに成長。  危機感を抱いた読売新聞の社長室次長山口寿一(後のグループ本社社長)は、ヤフーに対抗して新聞社が独自のプラットフォームを持つことを思いつく。  日経、朝日に声をかけ、ヤフー包囲網がしかれたかに見えたが・・・。  同じ時期、日本経済新聞社長の杉田亮毅は、無料サイトにみきりをつけ、電子有料版の準備をひそかに進めていた 」

著者紹介

下山 進 (シモヤマ ススム)  
日本の新聞がこの10年で1000万部の部数を失っていることを知り、2018年4月より、慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授として、講座『2050年のメディア』を立ち上げる。1986年早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1993年コロンビア大学ジャーナリズムスクール国際報道上級課程修了。上智大学文学部新聞学科非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)