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石北本線殺人の記憶

十津川警部シリーズ

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-16-391354-4
4-16-391354-8
税込価格 1,078円
頁数・縦 226P 18cm

商品内容

要旨

一人の男が「20年の眠り」から目覚めた。北海道の将来を担う若手頭取と期待された松崎公平は、かつてバブル崩壊の責任を取る形で収監された。社会に絶望した松崎は、元NASA研究員による、人間を長期の睡眠状態にする「コールドスリープ」実験の対象となることを買って出た。目覚めると、頼りにしていた元秘書が、石北本線「オホーツク1号」に乗って消え、財界仲間も次々と殺害されていった。

出版社・メーカーコメント

十津川警部が、コロナ禍の北海道を疾走する。石北本線に乗って、札幌から旭川、網走へ。一人の男が「20年の眠り」から目覚めた。北海道の将来を担う若手頭取と期待された松崎公平は、かつてバブル崩壊の責任を取る形で収監された。財界の仲間たちに裏切られ、社会に絶望した松崎は、元NASA研究員による、人間を長期の睡眠状態にする「コールドスリープ」実験の対象となることを買って出た。20年後、松崎が目覚めると、頼りにしていた元秘書が、石北本線「オホーツク1号」に乗って消え、財界の仲間たちも次々と殺害されていった。眠っている間に、何が起きたのか。

著者紹介

西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)  
1930年東京生まれ。63年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。65年「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞受賞、81年に「終着駅殺人事件」で第34回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。2001年に神奈川県湯河原町に「西村京太郎記念館」を開館。04年に第8回日本ミステリー文学大賞、10年に第45回長谷川伸賞を受賞。19年に第4回吉川英治文庫賞を受賞した。現在も精力的に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)