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田舎のポルシェ

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-16-391355-1
4-16-391355-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 270P 20cm

商品内容

要旨

実家の米を引き取るため大型台風が迫る中、強面ヤンキーの運転する軽トラで東京を目指す女性。波乱だらけの強行軍(『田舎のポルシェ』)。不本意な形で大企業勤務の肩書を失った二人の男性が意気投合、廃車寸前のボルボで北海道へ旅行することになったが―(『ボルボ』)。「憧れの歌手が歌った会場に立ちたい」。女性の願いを叶えるため、コロナで一変した日本をロケバスが走る(『ロケバスアリア』)。

出版社・メーカーコメント

篠田節子の魅力全開! 心躍るロードノベル3篇 実家の農家を飛び出した女性 リタイヤした元企業戦士 夫に先立たれた介護士---- それぞれ秘めた思いを抱いてトラブル連発のロングドライブへ 【収録作】「田舎のポルシェ」…実家の米を引き取るため大型台風が迫る中、強面ヤンキーの運転する軽トラで東京を目指す女性。波乱だらけの強行軍。 「ボルボ」…不本意な形で大企業勤務の肩書を失った二人の男性が意気投合、廃車寸前のボルボで北海道へ旅行することになったが----。 「ロケバスアリア」…「憧れの歌手が歌った会場に立ちたい」。女性の願いを叶えるため、コロナで一変した日本をロケバスが走る。

著者紹介

篠田 節子 (シノダ セツコ)  
1955年、東京都生まれ。東京学芸大学卒業後、八王子市役所に勤務。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞して作家生活に入る。97年『ゴサインタン―神の座―』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。20年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)