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ウディ・アレン追放

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-16-391386-5
4-16-391386-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 227P 19cm

商品内容

要旨

強烈な憎しみと愛がつなぐセレブリティ家族の闘争。在米30年、ハリウッドを見続けた著者が「ウディ・アレンは性犯罪者なのか」に公正な視点で迫る!

目次

第1章 二度の結婚と二度の失敗
第2章 ダイアン・キートンと17歳の少女
第3章 ミア・ファローと子供たち
第4章 スンニと禁断の愛
第5章 八月四日とマスコミの大騒ぎ
第6章 刑事捜査と親権裁判の行方
第7章 ディランの叫びとローナンの台頭
第8章 モーゼスの告白とアマゾンの裏切り

出版社・メーカーコメント

突然降ってわいたように起こったスキャンダルは、まるでギリシャ神話のような家族の悲劇だった――。かつては「ウディの映画に出演すればオスカーを獲れる」とまで言われ、ニューヨークを象徴する文化人のアイコンとして名声をほしいままにしたウディ・アレン。ハーベイ・ワインスタインのセクハラ暴露をきっかけに世界中に広がる#MeToo運動で、またもやハリウッドを干されている。四半世紀前に勃発した、元交際相手ミア・ファローの養女への性的虐待のスキャンダルは、法廷闘争にまで発展し、いまもなおミア側との間で泥沼の様相を呈している。ミア・ファローや養女のディラン、ウデイの実の息子であるローナン・ファロー、当時のベビーシッター、ミアの養女でウディの現在の妻スンニたちの証言や記録をもとに、在米20年、ハリウッドを見続けた著者が公正な視点で虐待があったのかどうかその謎に迫る。永遠に本人にしか分からない謎に、当時の記録をもとに公正に迫る。

著者紹介

猿渡 由紀 (サルワタリ ユキ)  
1966年、神戸市出身。上智大学文学部新聞学科卒。女性誌編集者(映画担当)を経て92年渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスター、映画監督のインタビュー記事や、撮影現場レポート記事、ハリウッド事情のコラムを、雑誌や新聞、ウェブサイトに寄稿。米放送映画批評家協会(CCA)、米女性映画批評家サークル(WFCC)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)