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SLやまぐち号殺人事件

十津川警部シリーズ

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-16-391585-2
4-16-391585-0
税込価格 1,078円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

SLやまぐち号の5号車と乗客32人が消えた。事件発生前、JR山口線を旅していた亀井刑事は、寺の住職から、ある女性が高杉晋作に綴った恋文を託されていた。十津川は、乗客名簿の中にアメリカ出身の会社経営者を発見した。この会社から身代金らしき2億円が何者かに渡されたことが判明。事件解決かと思われたが、遺体が発見される。十津川は、事件解決のヒントが、謎の恋文にあることを突き止めるが。

出版社・メーカーコメント

十津川警部、最後の事件。SLやまぐち号と、乗客32人が消えた! ベストセラー作家、西村京太郎の絶筆。 SLやまぐち号の5号車と乗客32人が消えた。事件発生前、JR山口線を旅していた亀井刑事は、寺の住職から、ある現代女性が高杉晋作に綴った恋文を託されていた。十津川は、乗客名簿の中にアメリカ出身の会社経営者を発見した。この会社から身代金らしき2億円が何者かに渡されたことが判明。事件解決かと思われたが、乗客一人の遺体が発見される。十津川は、事件解決のヒントが、謎の恋文にあることを突き止めるが……。 2022年3月に、91歳で逝去された、西村京太郎さんが、「オール読物」紙面に、連載していた長篇がいよいよ刊行!西村先生らしく、歴史の敗者の叫び声が、胸に響く物語となっています。

著者紹介

西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)  
1930年東京生まれ。63年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。65年「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞受賞、81年に「終着駅殺人事件」で第34回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。大ベストセラー「寝台特急殺人事件」をはじめ、鉄道をモチーフにしたトラベルミステリー隆盛の立役者に。2001年に神奈川県湯河原町に「西村京太郎記念館」を開館。04年に第8回日本ミステリー文学大賞、10年に第45回長谷川伸賞を受賞。19年に第4回吉川英治文庫賞を受賞した。2022年3月、91歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)