• 本

アジア発酵紀行

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-16-391777-1
4-16-391777-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 287P 図版8枚 19cm

商品内容

要旨

チベット〜雲南の「茶馬古道」からインド最果ての内戦地帯へ―前人未到の旅が幕をあける!

目次

第1部 茶馬古道の旅へ―チベットから雲南(茶馬古道の味噌汁茶
リス族とフリーダムアジア麹
アジアのローカル豪族を訪ねて
国境の発酵カルチャー
マーパンと茶の国際シンジケート)
第2部 幻の糀村へ―ネパールからインド(ヒマラヤが運ぶ発酵文化
混沌のヒマラヤ発酵カルチャー
インドの菩提〓お粥
インド最果てのアナーキー糀一族)

出版社・メーカーコメント

アジアの巨大な地下水脈をたどる冒険行。「発酵界のインディ・ジョーンズ」を見ているようだ!−−高野秀行(ノンフィクション作家) 自由になれ−−各地の微生物が、奔放な旅を通じて語りかけてくる。−−平松洋子(作家・エッセイスト)発酵はアナーキーだ! チベット〜雲南の「茶馬古道」からインド最果ての内戦地帯へ−−・驚異の“高地サバイバル”発酵食〈チベットのバター茶〉 ・謎の漢方麹×プリミティブ蒸留でつくる〈リス族の白酒〉・ヴィンテージほど価値が高い、微生物発酵のプーアル茶・納豆コケカレーにどぶろくを合わせるネパールの発酵×スパイス文化・インド最果ての地で、アジア最古の糀文化を守り続けてきた一族……etc前人未到の旅がいま幕をあける! 壮大なスケールでアジアの発酵文化の源流が浮き彫りになる渾身作。

著者紹介

小倉 ヒラク (オグラ ヒラク)  
1983年、東京都生まれ。発酵デザイナー。早稲田大学第一文学部で文化人類学を学び、在学中にフランスへ留学。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市に発酵ラボをつくる。「見えない発酵菌の働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2020年、発酵食品の専門店「発酵デパートメント」を東京・下北沢にオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)