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高倉健の愛した食卓

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-16-391904-1
4-16-391904-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 331P 19cm

商品内容

要旨

「今日のご飯は何?」俳優人生を支えた日々の料理約200品を完全再現。とっておきの秘話満載!撮り下ろしフォトエッセイ。高倉健没後10年企画。

目次

1 ブランチ―おいしいを感じる倖せ
2 小鉢・副菜―まいにち楽しく一生懸命
3 主菜―今日の晩御飯 お肉は必ず
4 しめの一品―いま、何膳目?
5 正月料理―華やぐ新しい年の始まりに
6 ドリンク&スイーツ―心静かな時の流れ
7 夜食―何という贅沢…

出版社・メーカーコメント

高倉健さんに17年寄り添ったパートナーの小田貴月による、健さんが生前召し上がっていた家庭料理を紹介するフォトエッセイ集。健さんは、貴月さんと出会う前は、100%外食、足りない分はサプリメントで補うという食生活。そんな生活から、100%お家で食べるという生活に変わりました。毎日の三食だけでなく、夜食やスイーツまで全部手作りしていた貴月さん。「一日中キッチンにいるような生活でした」とおっしゃっています。朝昼兼用のブランチでは、サラダだけでも5種類、肉まんやピザ、太巻き、お稲荷さんと、旬の食材や彩り豊かな果物をたっぷり摂っています。料理は、和食、洋食、中華、フレンチ、イタリアンとバラエティに富んでいます。食卓に出すものは、あたたかいものか常温のもの、魚料理とアルコールはNG。お肉が大好きで、毎日必ず豆腐を召し上がっていたそうです。とにかく健康で、太らないよう、体力と気力を万全にしておく。「鉄道員」に主演する前と後とでは映画で観る健さんの顔色ツヤが全く違うにですが、そういった健康メニューを作るよう貴月さんは心掛けていました。お二人が共に食べたおよそ13,000食の中からメニューを選び、四季折々の食材を使い、料理した234品を紹介。健さんが生前愛用していた食器や思い出の品もたくさん出てきます。幼少期の食の思い出や、出演作にまつわるエピソードを織り交ぜながら、お家ごはんを楽しんでいる様子は、スクリーンの中の高倉健さんのイメージとは180度違ったりしていることに気がつかされます。約1年かけて料理を作り、自然光の中、自宅で撮影した料理とともに、健さんの食にまつわるあたたかいエピソード満載の心和む1冊です。

著者紹介

小田 貴月 (オダ タカ)  
1964年、東京都生まれ。女優を経て、海外ホテルを紹介する番組のディレクター、プロデューサーとして三十ケ国以上を巡る。1996年、香港で高倉健と出会う。2013年、高倉健の養女に。現在、高倉プロモーション代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)