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裸の王様トランプのアメリカ破壊日記

出版社名 文藝春秋
出版年月 2026年2月
ISBNコード 978-4-16-392071-9
4-16-392071-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

トランプはアメリカの何を壊したのか?自由、人権、司法、自由貿易、国際安全保障、ホワイトハウス、そしてベネズエラも!当選後の1年をリアルタイムで現地から報告。

目次

トランプ勝利の鍵は最も政治に関心がない層 20代男性の動員だった!
トランプ閣僚はロシアのシンパ 反ワクチン陰謀論者に少女買春者
『ウィキッド』はオズの魔法使いのトランプ入閣を予言?
トランプの報復に備え、バイデンが息子を「先制恩赦」
保険会社CEO暗殺犯は名家の御曹司で成績優秀スポーツ万能のイケメン
アマゾン、アップル、メタ 大手企業が次々とトランプの軍門に
イーロンのDOGE(政府効率化省)反移民派と対立してMAGA内戦?
カナダを勝手に「51番目の州」呼ばわり グリーンランドもね!
ロサンジェルス大火災 トランプがデマで隠蔽する本当の原因は?
「LGBTQと移民に慈悲を」国立大聖堂で諭されてトランプ激怒
「障碍者ばかり雇うから」飛行機事故の原因をDEI(多様性)のせいに
カナダとメキシコに関税戦争 ガザの廃墟には高級リゾート!
イーロンがUSAIDを解体したのは彼自身がUSAIDの調査を受けていたから
ゼレンスキー大統領を「独裁者」と呼んだトランプ、自分は王様宣言!
「感謝が足りない」とホワイトハウスでゼレンスキーつるし上げ
デマ連発のトランプ演説 共和党議員は100回も起立して拍手喝采 北朝鮮か?
トランプ関税発動!「払うのは米国民」との指摘に報道官が言ったのは?
自由の女神を返せ!ベネズエラ移民をエルサルバドルに追放
イエメン攻撃計画チャットが雑誌編集者にダダ漏れ
ペンギン村にまでトランプ関税で世界的景気後退か〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

あの男が大統領として戻ってから1年。自由、人権、司法、立法、経済、国際関係、ホワイトハウス…あらゆるものが破壊されてしまった。その、ごくごく一部の事例を紹介しよう。2025年4月2日、トランプは世界各国に対し関税を上乗せすると発表して、世界経済を大混乱に陥れた。なお、その上乗せの対象リストに、南極近くにあるアザラシやペンギンしか住んでいない島が含まれていたことは、あまり知られていない。トランプの周辺も負けては(?)いない。2億6000万ドルもの私財を投じてトランプを大統領選挙に勝たせた、世界一の大富豪イーロン・マスクは、DOGE(政府効率化省)の責任者に任命され、12万人以上の政府職員を解雇。その後、関税政策に反対してトランプと訣別している。副大統領のJDヴァンスは、ホワイトハウスを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領に、トランプへの「感謝が足りない!」と言いがかりをつけ、テレビカメラの前でつるし上げ。厚生長官に任命された反ワクチンの陰謀論者のロバート・F・ケネディ・ジュニアは、コロナ対策の司令塔だったCDC(疾病対策センター)の予算を50%近く削減し、数千人の職員を解雇。非正規移民と思しき人を片っ端から捕えて、法的手続き無しに国外に強制退去させているDHS(国土安全保障省)長官クリスティ・ノームは、「人身保護令(政府による不当な拘禁の解除令)とは何ですか?」と議会で質問され、「大統領が国民を国外退去させる権利です」と完全に逆の答えを口にした。ちなみに、ハーヴァード大の留学生受け入れ資格を取り消したのもこの人。かつてカタールのロビイストだった司法長官のパム・ボンディは、「反トランプのデモ参加者は同じプラカードを掲げている。誰かが資金を出している」と陰謀論を堂々と展開。史上最年少の27歳でホワイトハウスの報道官に就任したカロライン・レヴィットは、「ウクライナ停戦に向けてのプーチンとの会談をブダペストに決めたのは誰ですか?」という記者の質問に対して、「あんたのママよ」と挑発的に言い返した。こんな衝撃のエピソード満載の本書は、渡米して25年以上になる著者が現地で目にしたアメリカ「崩壊」の記録である。

著者紹介

町山 智浩 (マチヤマ トモヒロ)  
1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者として雑誌「映画秘宝」を創刊した後に渡米。現在、カリフォルニア州バークレー在住。本書にまとめられた週刊文春の「言霊USA」をはじめ、コラムニスト、映画評論家として多数の連載をもち、TBSラジオ「こねくと」にレギュラー出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)