精選女性随筆集 11
向田邦子
- 向田邦子/著 小池真理子/選
| 出版社名 | 文藝春秋 |
|---|---|
| 出版年月 | 2012年12月 |
| ISBNコード |
978-4-16-640320-2
(4-16-640320-6) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 267P 20cm |
| シリーズ名 | 精選女性随筆集 |
商品内容
| 目次 |
第1部 一九七四〜七七年(テレビドラマの茶の間 |
|---|---|
| 出版社 商品紹介 |
作家として充実を極めていた最中に亡くなった向田。貧しいけれど懐かしい、豊かだけれど淋しい“昭和”がその文章から浮かび上がる。 |



おすすめコメント
シナリオ作家、小説家、エッセイストとして華々しい活躍をしていた最中に不慮の飛行機事故で世を去った向田邦子。彼女が人気ドラマ「寺内貫太郎一家」のシナリオを書いていた頃、そして大病をへて記念碑的第一エッセイ集『父の詫び状』を発表する70年代半ばから81年の事故直前までのエッセイ三十五編を採録する。幼いころのしんみりする思い出を描いた名品「ゆでたまご」「お弁当」、誰もが我も、と思い当たる節のある失敗談「ポロリ」、納得の男性観察「パセリ」など、身の回りの出来事が切れのよい文章で切り取られ、ほのかに哀切な読後感を残す。今読んでも、何度読んでも、日本人の琴線に触れる傑作随筆ぞろいです。