
権力とは何か 中国七大兵書を読む
文春新書 071
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 1999年10月 |
ISBNコード |
978-4-16-660071-7
(4-16-660071-0) |
税込価格 | 759円 |
頁数・縦 | 220P 18cm |
商品内容
要旨 |
西欧のように、「神」の定めた秩序のない「混沌」の世界に生まれた中国人は、群生して共存するために、自前の秩序を築かねばならなかった。そして、その秩序を維持するために「権力」が生まれた。中国人にとって権力とは、すなわち秩序であった。秩序なくしては、国家を含めた一切の集団は成り立たないことを知っていた。そこで中国人は、春秋戦国五百五十年に及ぶ長い時間をかけて政治権力とは何かを探究し、七つの兵書を生み出した。戦争が生んだ兵書の言葉から「権力とは何か」を探り出す。 |
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目次 |
第1章 権衡と軽重 |