
揺れるユダヤ人国家 ポスト・シオニズム
文春新書 087
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2000年2月 |
ISBNコード |
978-4-16-660087-8
(4-16-660087-7) |
税込価格 | 759円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
「ユダヤ人論」が好きなわりに、われわれ日本人はその実際をよく知らない。「ユダヤ陰謀説」などは論外としても、ユダヤ人といえば、みな熱心なユダヤ教徒で一枚岩を誇る民族、と思いがちだ。しかし例えば、建国半世紀のイスラエルは、百余国からのユダヤ人移民をかかえるマルチ・エスニック社会であり、ヨーロッパ系とアジア・アフリカ系の対立も激しい。世俗化、脱宗教化が進む一方で、宗教回帰現象もおきている。中東和平に対する考えも一様ではない。拡散するアイデンティティに揺れるイスラエルの行方を探り、現代における国家と民族、宗教の問題を考察する。 |
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目次 |
第1章 現代イスラエルの行方 |