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経済統合のパワーゲーム

文春新書 173

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-16-660173-8
4-16-660173-3
税込価格 748円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

内部に対立の火種を残しつつ、なぜEU(欧州連合)はひたすら参加国を拡大させるのか。北米にNAFTAという経済統合を実現しながら、なぜアメリカは、日本と東南アジア経済との一体化に異様な警戒心を見せるのか。そして日本は、いつまで地域経済統合への禁欲的姿勢を保持しつづけるのか。―「グローバル化」の背後に跳梁する地域主義という“妖怪”の振る舞いを、さまざまな角度から浮かび上がらせる。

目次

序章 グローバリゼーションのもう一つの顔
第1章 EUというモデル
第2章 経済統合の二つの波
第3章 パワーゲーム
第4章 APECの変貌
第5章 NAFTAは何をねらうか
第6章 アジアに発信するEU
終章 地域主義と日本

出版社
商品紹介

EUだけが経済統合なのではない。「こっちの水は甘いぞ」と市場を餌にしのぎを削る、先進、途上国入り乱れた武力なき合従連衡の世界。

著者紹介

高中 公男 (タカナカ キミオ)  
1961年東京生まれ。84年立教大学経済学部を卒業。86年米国イェール大学大学院修了後、JETRO(日本貿易振興会)計量分析チームリーダーを経て、現在、拓殖大学教授。同アジア情報センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)