
吉良上野介を弁護する
文春新書 285
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2002年11月 |
ISBNコード |
978-4-16-660285-8
(4-16-660285-3) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 206P 18cm |
商品内容
要旨 |
「忠臣蔵」では、浅野内匠頭と浪士たちは正義の側に立つ“善”、上野介は意地悪で怯懦な“悪”とされているが、はたしてそれは本当か?著者が丹念に史料を読み込んでみたら、内匠頭への賄賂の強要もイジメもなかった、藩同士が塩の販売をめぐって争っていたわけでもなかった、さらには「討ち入り」の際、上野介は刀を振るって戦死していた等々、世の常識をくつがえす事実ばかり。かくして著者は結論づける―上野介こそ“被害者”だったのだ、と。 |
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目次 |
第1章 刃傷・松の大廊下―事件の核心は闇のなか |