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道教の房中術 古代中国人の性愛秘法

文春新書 320

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-16-660320-6
4-16-660320-5
税込価格 748円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

不老長生は誰もが願うところだが、古代中国人はさまざまなやり方でそれを達成しようとした。陰陽五行説に理論づけられ、漢民族の自然宗教である道教にとり入れられた房中長生(性交)術もその一つだ。しかし、宋の時代、理学が盛んになると、荒唐無稽、快楽を追求する邪道だと白眼視されてしまった。ところが再認識がすすみ、いまや現代科学も注目するところとなった「男女和合ノ道」の歴史、理論、実際の技巧などを詳述する。中国史の裏面を知るためにも格好の書。

目次

第1章 房中長生術の歴史(不老不死の国
性医学の最古の文献 ほか)
第2章 房中長生理論(天人合一
五行とは何か ほか)
第3章 性技巧とその方法(身心和合
合与不合 ほか)
第4章 道教と怛特羅瑜伽と西蔵密教(大喜楽禅定
西蔵密教の秘技 ほか)

おすすめコメント

男女和合の道を極めれば不老長寿。現代性科学も注目する知恵の全貌。

著者紹介

土屋 英明 (ツチヤ エイメイ)  
1935年、兵庫県生まれ。早稲田大学文学部卒。映像製作会社を退社後、文筆家。中国の文化と文学を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)