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イスラーム世界の女性たち

文春新書 340

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-16-660340-4
4-16-660340-X
税込価格 770円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

「妻は四人まで」の男社会、ブルカのような民族衣装を強制され虐げられる女たち―。イスラームの世界を「別世界」と考えてはいないだろうか。シバの女王から現代サウジのプリンセスまで、彼女たちはいかに苦しみ、楽しみ、権力をも握り、暮らしてきたのか。中東を中心に、アッラーの教えを守りながら生きる女性たちの真の姿を描いて、誤解と偏見に満ちたイスラーム観に一石を投ずる。

目次

第1章 シバの女王の系譜
第2章 イスラーム伝承に見る女性に関する五つの書
第3章 イスラームの平等意識
第4章 男女関係
第5章 男の誇り
第6章 女性隔離の風習
第7章 女の長風呂「ハマーム」の愉しみ
第8章 後宮からの脱出
第9章 革命の蔭に女あり
第10章 サウジアラビアのあるプリンセスの告白

おすすめコメント

厳しい自然と宗教戒律の中で生きる女性たちの真の姿!今まで見えてこなかったイスラーム世界の女性たちにスポットをあてた好著です。

著者紹介

白須 英子 (シラス ヒデコ)  
翻訳家。1958年、日本女子大学英文学科卒業。1958‐63年、ソニー株式会社外国部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)