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パレスチナ

文春新書 370

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-16-660370-1
4-16-660370-1
税込価格 770円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

アメリカ中枢を襲った9・11テロ、2003年のイラク戦争。21世紀最初の大事件が起きた背景には、「旧約聖書」の時代にまで遡る中東問題がある。イスラエルという国家がある地をめぐって、さらには宗教・民族間の相克を経て、紛争は続いてきた。なぜ暴力が繰り返されるのか?和平への道は潰えたのか?PLOアラファト議長やイスラエル要人への直接取材を通じて、中東と四半世紀関わってきた著者が解き明かす「パレスチナ問題の歴史と現在」。

目次

第1章 どこから始まったのか
第2章 暴力の連鎖
第3章 入植地の拡大と抵抗するパレスチナ人
第4章 ラビン暗殺と和平への障害
第5章 アラファトは堕ちた偶像か
第6章 これからどこへ行くのか

おすすめコメント

9・11テロやイラク戦争も、この問題を避けては本質に迫れない。中東の“火薬庫”に潜む民族と歴史の連鎖を解き明かす必読書!

著者紹介

芝生 瑞和 (シボウ ミツカズ)  
1945年東京生まれ。米アーモスト大、仏ソルボンヌ大卒。国際ジャーナリスト、日本パレスチナ医療協会代表。96〜98年、ハーバード大ロースクール客員研究員。2000年、米ニューポート・アジア・パシフィック大学より名誉博士号。中東問題は1970年代より取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)