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憲法の常識常識の憲法

文春新書 438

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-16-660438-8
4-16-660438-4
税込価格 770円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

改憲、論憲、創憲など憲法論議が盛んな折、憲法上の重要問題を、“常識”の立場から「国家論」という補助線を使って考察する。

目次

第1章 国家と憲法
第2章 占領下に作られた日本国憲法
第3章 象徴天皇制と国民主権
第4章 憲法第九条をめぐって
第5章 「公共の福祉」と人権の限界
第6章 外国人の人権―特に参政権について
第7章 政教分離について
第8章 憲法改正問題について

おすすめコメント

■内容紹介■ なぜ未だに非現実的な議論がまかり通るのか。根本的な問題はどこにあるのか。国民のための真の基本ルールを探る「大人の憲法論」 “新”憲法と呼ばれて60年近くが経ちましたが、いまだに改憲か護憲かにはじまり、論憲、加憲、創憲……と論争が絶えません。どこに原因があるのでしょうか。 そもそも憲法とは、「国のかたち」を決める基本法です。ところが、その「国」を無視、罪悪視してきたのが、戦後の憲法学だった、と著者はいいます。その日本国憲法の制定過程、象徴天皇制、第九条、外国人の人権、政教分離などの重要問題を、国民の常識に基づく「大人の憲法論」の立場から考察します。(AK)

著者紹介

百地 章 (モモチ アキラ)  
昭和21(1946)年、静岡県生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授を経て、平成6(1994)年より日本大学法学部教授(憲法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)