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薬が効かない!

文春新書 459

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-16-660459-3
4-16-660459-7
税込価格 748円
頁数・縦 198P 18cm

商品内容

要旨

抗生物質が絶大な効果を発揮したのはもはや過去の話。菌は次々と耐性を獲得し、その結果、肺炎で死ぬ人は増加の一途。簡単な手術でも、手術後の感染に化膿止めが効かず死者が出たりと、細菌感染に対する備えは戦前レベルに逆戻りしつつある。薬の専門化である著者は、こうした耐性菌跋扈の恐るべき現状を明らかにし、菌が耐性を獲得する仕組みを解説するとともに、抗生物質や抗菌グッズの使用制限など、効果的対策を提言する。

目次

序章 今や周りは耐性菌だらけ(風邪をこじらせて死ぬ時代
新型肺炎サーズはなぜ恐ろしいか
我々は肺炎を起こす細菌に囲まれている
耐性菌製造の責任者たち
増大する感染症の危機)
第1章 抗生物質はどう神通力を失ってきたか(抗生物質開発小史
細菌の正体
感染症は変貌する)
第2章 抗生物質はいかにして細菌を抑えるか(微生物の基礎知識
抗生物質はどのように作用するのか)
第3章 抗生物質はなぜ効かなくなったか(耐性菌に化ける三つの方法
抗生物質を無力化するメカニズム
抗菌グッズは国を滅ぼす)
第4章 では、これからどうしたらいいか(求められる意識の転換
国がとるべき対策
個人でできる効果的な対策)

おすすめコメント

抗生物質が効いたのは過去の話、今や耐性菌の大量出現で風邪をこじらせ肺炎で死ぬ人が急増中。食中毒も恐い。が、効果的対策は立てられるのだ。

著者紹介

三瀬 勝利 (ミセ カツトシ)  
1938年、福岡市生まれ。東京大学薬学部卒業。薬学博士。国立予防衛生研究所細菌部研究員、国立公衆衛生院細菌室長、国立医薬品食品衛生研究所副所長などを経て、(独)医薬品医療機器総合機構顧問。日本女子大学大学院講師などを兼ねる。専門は病原微生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)