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誰も「戦後」を覚えていない

文春新書 468

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-16-660468-5
4-16-660468-6
税込価格 792円
頁数・縦 219P 18cm
シリーズ名 誰も「戦後」を覚えていない

商品内容

要旨

食糧難、銭湯、列車の殺人的混雑、間借り、闇市、預金封鎖、ラジオ文化など、日本の最も長かった「誰もが忘れかけている」あの五年間を、常識破りの視点からふり返る。

目次

風呂と風呂敷―それを盗みとは言わない
敗戦のレシピ―代用食を美味しく食べる方法
殺人電車・列車―混雑と衝動
間借り―監視し監視される生活
闇市―ヤクザは隣人
預金封鎖―ペイ・オフは昔からあった
何であんなに寒かったんだろう―気象と犯罪・災害
シベリヤ抑留―64万人の拉致
玉音放送
美空ひばりへの愛憎―日本の心とアメリカへの憧れ
復員野球―幻影も一緒にプレーしていた
肉体の門―性と解放
何を信じたらいいの?―漢字制限・新仮名づかい
ラジオ・デイズ―それは「ごった煮」の文化だった
Survivor’s Guilt―あとがきに代えて

著者紹介

鴨下 信一 (カモシタ シンイチ)  
1935年、東京生まれ。58年、東京大学美学科を卒業後、TBSに入社。ドラマや音楽などの番組を数多く演出する。現在、TBSテレビ相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)