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今夜も落語で眠りたい

文春新書 490

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-16-660490-6
4-16-660490-2
税込価格 825円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

落語は笑いとともに、江戸明治の日本が生んだ「幻の町」に連れて行ってくれる。「落語こそ日本文化最大最高の遺産」と言い切る著者による、寝る前に愉しむ、心地よくて贅沢な落語入門。

目次

第1章 いきなり落語中毒(落語ってバカの豊かさを描いたものかもしれない―古今亭志ん朝『文七元結』
意外にも名人・文楽は「ポップの人」だった―桂文楽『王子の幇間』
そうか、落語って演者によってこんなに味わいが違うのか―古今亭志ん生『寝床』 ほか)
第2章 いとしのご常連キャラクターズ(『居残り佐平次』の佐平次
『真田小僧』の金坊
『鰻の幇間』の一八 ほか)
第3章 落語って、最終娯楽だと思う(わが落語遍歴。ただしフツー。
モダニズム趣味の先に落語があった―ラニアンとウッドハウス
ある教養の死―『志ん朝のあまから暦』に寄せて ほか)

おすすめコメント

落語の魅力に突然とりつかれ、ついには「落語こそ日本文化最大最高の遺産」と言い切る著者による、寝ながら愉しむ、心地よくて贅沢な落語入門。中野流オススメ愛聴CDベスト47付き。

著者紹介

中野 翠 (ナカノ ミドリ)  
コラムニスト。早稲田大学政経学部卒。出版社勤務を経て、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)