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同時代も歴史である一九七九年問題

文春新書 507

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-16-660507-1
4-16-660507-0
税込価格 836円
頁数・縦 249P 18cm

商品内容

要旨

イラン革命、ソ連のアフガン侵攻が起こった年、歴史は大転換した。そのことに気づいた人はどれ程いたのだろうか。自らの歴史を失いつつある日本人は今をいかに生きるべきか。

目次

一九八四年の「アンティゴネ」と二〇〇三年の「アンティゴネ」
戦時の「傷」は暴かれるのを待っている
今さらネオコンだなんて―ネオコンの祖ノーマン・ポドレッツの転変
「一九六八年」を担ったのは誰だったか?
山本夏彦の「ホルモン、ホルモン」
いま何故、四十年前の洗脳テロリスト物語か?
イラク派遣「人間不在の防衛論議」ふたたび
「軽い帝国」が行使する「まだましな悪」
一九七九年春、その時に「歴史」は動いていた

著者紹介

坪内 祐三 (ツボウチ ユウゾウ)  
1958年東京生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。「東京人」の編集者をへて評論家に。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』(マガジンハウス)で講談社エッセイ賞を受賞。雑誌「en‐taxi」の編集も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)