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この国が忘れていた正義

文春新書 582

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-16-660582-8
4-16-660582-8
税込価格 781円
頁数・縦 185P 18cm

商品内容

要旨

犯罪者「福祉」予算2200億円!凶悪犯の人権、いじめっ子の教育権が優遇される原因は「犯罪者福祉型社会」にある。日本が正義を取り戻すために「処罰社会モデル」を提唱。

目次

女性検事の「太腿」事件 正義はこうして実現した
国家プロジェクト「快楽殺人者の更生計画」
犯罪者の更生改善は幻想
コロンバイン高校銃撃犯は更生プログラムの優等生
「治療モデル」アメリカン・ドリーム
「正義モデル」
死刑モラトリアム―あらたな死刑「停止」運動
保守派の再反撃
性犯罪者対策・去勢と監視
犯罪者福祉型社会の「更生モデル」
百年前の正義
人権の正体
正義の切り札?「民営刑務所」
「更正モデル」から「賠償モデル」へ
一生かけても償わせる
いじめは「犯罪」である
犯罪者「福祉型」社会との対決

おすすめコメント

犯罪者ばかり優遇される日本が正義を取り戻すために。犯罪被害者支援やいじめ問題に取り組む弁護士が、「犯罪者福祉社会」と化した日本の司法システムの問題点を容赦なくえぐり出す。

著者紹介

中嶋 博行 (ナカジマ ヒロユキ)  
1955年、茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒。作家、弁護士。小説『検察捜査』で江戸川乱歩賞を受賞。リーガルサスペンスの旗手として脚光を浴びる。犯罪被害者支援活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)