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「古事記」の真実

文春新書 649

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-16-660649-8
4-16-660649-2
税込価格 935円
頁数・縦 293P 18cm

商品内容

要旨

恋あり。闘いあり。和合あり。何と『古事記』の人間くさいこと。神話と日本語の誕生の謎に迫り、次々に浮かび上がる新たな真実。古代をスリリングに実証的に読み解く名ガイド。

目次

稗田阿礼は日本最初の女性作家
日本語の父は天武天皇
天武天皇の鑑は聖徳太子
楽劇としての古事記
森鴎外と津田左右吉の苦衷
高天原は高千穂峡
神代を伝える原郷
須佐之男命とは何者か
出雲大社の示すもの
天照大御神の誕生
古代が息づく伊勢神宮
われわれにとって「カミ」とは何か

著者紹介

長部 日出雄 (オサベ ヒデオ)  
1934年、青森県弘前市生まれ。弘前高校卒、早稲田大学第一文学部中退。週刊誌記者、フリーライターを経て、作家活動に入る。『津軽じょんがら節』『津軽世去れ節』により直木賞、『鬼が来た 棟方志功伝』により芸術選奨文部大臣賞、『見知らぬ戦場』により新田次郎文学賞、『桜桃とキリスト もう一つの太宰治伝』により大仏次郎賞、和辻哲郎文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)