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世襲議員のからくり

文春新書 698

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-16-660698-6
4-16-660698-0
税込価格 781円
頁数・縦 173P 18cm

商品内容

要旨

1990年代半ば、世襲政治家が永田町の中枢を占めて以来、日本の政治は劣化した。世襲を守る政治システムは、国民には見えにくい。そのからくりを永田町激怒の深層レポートで明らかにする。

目次

第1章 二世の投げ出しはなぜ続く
第2章 民主党の二世たち
第3章 からくりその1―政治資金管理団体の非課税相続
第4章 からくりその2―後援会組織の世襲
第5章 からくりその3―どんな無理もする「看板の世襲」
第6章 世襲大国日本
第7章 国民の意思が世襲を断ち切る

おすすめコメント

ハローワークの視察に行き、職を探す人に「いままで何をしてきたんだ?」と説教した麻生首相。自らは進学に合わせて小学校まで作ってもらう「オーダーメードの人生」を歩む。安倍、福田内閣とも、閣僚ポストの半数前後、麻生内閣では実に18人中12人を占めた二世議員。彼らを大量生産するのは永田町式相続作法だ。カネと地盤を無税で継承するからくりを徹底取材で明らかにする。

著者紹介

上杉 隆 (ウエスギ タカシ)  
1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)