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明日のリーダーのために

文春新書 748

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-16-660748-8
4-16-660748-0
税込価格 836円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

国鉄はまさに日本国の先行モデルであり、今日の霞が関や永田町が直面している問題は、私たちが30年前に目前にしていた問題と同質です。また国鉄分割民営化によるJR東海発足以降も前人未踏の創造的作業の連続です。

目次

第1章 三人の恩師―「幼虫」の時代
第2章 国鉄入社後の「迷い」と「自信」―「蛹化」する時代
第3章 国鉄崩壊への足音―「蛹」の時代
第4章 分割民営化を模索―「羽化」する時代
第5章 JR東海でリニアに挑戦―「成虫」の時代
第6章 日本版パブリックスクール「海陽学園」
第7章 救国のリーダーよ、出でよ

おすすめコメント

「変革期に求められるリーダーとは、自ら地図を描き、進むべき方向を決定できる人物である」。著者の葛西氏は本書の中でこう断言しています。葛西氏は国鉄分割民営化の旗手として活躍。JR東海会長就任後の現在もリニア開業や新幹線の海外輸出に積極的に挑戦しています。自身の体験を基に説く、危機に際してのリーダーの要諦。

著者紹介

葛西 敬之 (カサイ ヨシユキ)  
昭和15年生まれ。昭和38年東京大学法学部卒業、日本国有鉄道入社。昭和44年米国ウィスコンシン大学経済学修士号取得。昭和52年日本国有鉄道静岡鉄道管理局総務部長。昭和54年同仙台鉄道管理局総務部長。昭和56年同経営計画室計画主幹。昭和58年同職員局職員課長。昭和61年同職員局次長。昭和62年東海旅客鉄道株式会社発足、取締役総合企画本部長。平成7年同代表取締役社長。平成16年同代表取締役会長(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)